新校舎に建て替わる和歌山県田辺市芳養町の大坊小学校で30日、解体工事を前に、現校舎のお別れ会が開かれる。全校児童18人が校舎や地域に関する学習発表をしたり、育友会が昔の児童の写真や映像を流したりする。卒業生らゆかりのある人の来場を呼び掛けている。

 同校によると、現校舎は1960年に建設。木造一部2階建てで、延べ床面積は約840平方メートル。老朽化が進み、新校舎の建築は住民らが長年願っていた。

 新しい校舎は紀州材を使った木造2階建て。現校舎を取り壊し、同じ場所に新築する。床面積は1階が約400平方メートル、2階が約680平方メートルで、現校舎よりも広くなる。

 現校舎の解体工事は8月1日からで、児童は2学期から仮設校舎で授業を受ける。新校舎の建設工事は秋ごろに始まり、完成は2019年2月の予定。

 お別れ会は同校と同校育友会が主催。午前9時から、全校児童が低、中、高学年の3班に分かれて学習発表をする。

 高学年の6人は、大坊小の歴史や新校舎の概要について発表。5月から歴史については文献を読んだり、家族や地域の人に聞き取りをしたりして調べた。