和歌山県すさみ町周参見の持宝寺(奥田良哉住職)で6日、紀南ユネスコ協会(浜野公二会長)の平和の鐘を鳴らす催しがあった。同町での開催は初めて。約40人が参加して平和を願い、鐘を突いた。

 協会は、広島市に原爆が投下された「原爆の日」の8月6日に合わせて、犠牲者の冥福と恒久平和を祈り、田辺市や周辺町の寺で鐘を突く催しを開いている。

 この日は、すさみ町が核兵器廃絶に向けた非核宣言をしてから30年に当たり、記念集会を開くなどしている原水爆禁止すさみ町協議会が協会に呼び掛けて、同町での開催が実現した。

 祖父の家に遊びに来ていて参加した、田辺市新庄第二小学校2年生の塩路友梨さん(8)は「戦争は駄目だと思う」。日本民主青年同盟で県委員長を務め、長崎県で開催されている原水爆禁止世界大会(5〜9日)に参加する予定のすさみ町周参見の神屋高志さん(32)は「核兵器禁止条約の批准が進むよう願いを込めて鐘を突いた」と話した。