和歌山県みなべ町と田辺・西牟婁の市町は8日、ごみ焼却施設の集約化に向けて調整していく方針を決めた。いまは5市町に計五つの施設があるが、2021年度をめどに、田辺市ごみ処理場(田辺市元町)と白浜町清掃センター(白浜町保呂)、すさみ町ごみ焼却場(すさみ町周参見)の3施設で処理するようにしたいという。

 この日開いた5市町の首長でつくる田辺周辺広域市町村圏組合理事会で、この方針を確認した。組合事務局によると、集約化は各地の施設を動かすよりも環境負荷が少なく、処理費用を考える上でも効率が良いという。

 確認したのは、上富田町のごみは21年度当初をめどに白浜町清掃センターで処理できるよう調整する▽同時期から旧中辺路町と旧大塔村のごみは田辺市ごみ処理場で処理する▽みなべ町のごみは18年度当初から田辺市の処理場で処理できるよう調整する▽すさみ町は当面、自前の焼却場を使う―という内容。

 施設の処理能力やごみの運搬距離などから今回の集約案を生み出した。それぞれの方針に関わる市町は、費用負担の算定方法や施設がある地区との協議などについて、検討を始める。

 組合管理者の真砂充敏田辺市長は「基本的に将来は一本化の方針。それまでの経過期間中も、互いに協力していきたい」と話した。

 5市町には現在、3施設のほかに上大中クリーンセンター(上富田町市ノ瀬)と日置川ごみ焼却場(白浜町日置)がある。