和歌山県紀南地方の海岸で、紀伊半島固有種のキノクニシオギク(キク科)が黄色い花を咲かせている。県レッドデータブックで準絶滅危惧に分類されている。

 県内では日高町以南の岩場などに自生する。高さ20〜30センチの小形の多年草。11〜12月に花を咲かせる。特徴的な筒状の小さい花を多数つける。

 白浜町の沿岸では、道路沿いのコンクリート壁の隙間に群生して潮風に揺れている。

 海岸の整備によって自生地の減少が心配されている。