和歌山県は27日、田辺保健所管内在住2人を含む10〜80代の13人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。県立医科大学付属病院(和歌山市)の眼科では、この日までに職員2人の感染が分かった。13、14、18〜22日、25、26日に受診し、症状がある人は、速やかに最寄りの保健所に連絡するように呼び掛けている。
 同病院の眼科では、新たに和歌山市在住の50代職員女性の感染が判明し、眼科の職員の感染は2人目となった。またすでに感染が発表されている人が受診したことも分かっている。
 田辺管内で感染が分かった20代パート職員男性は重症。23日に発熱や全身倦怠(けんたい)感などを発症し、26日に受診した。大阪府と兵庫県を仕事で訪れていたという。職場関係者12人を検査する。
 同管内在住の50代団体職員女性の症状は安定している。20日に全身倦怠感や寒気などを発症し、26日に受診した。検査対象者は調査中。1月中旬に、東京都の別居家族の訪問を受けており、後にこの別居家族の陽性が分かった。
 橋本管内在住で、家族に感染者がいる70代無職女性は、3度目の検査で陽性が分かった。2度目の検査時は発熱などの症状があったが、陰性だった。
 県福祉保健部の野尻孝子技監は「発症しても検体の取り方などで陰性になる場合もある。保健所から濃厚接触者として認定された人は、陰性と判定されても必ず自宅待機することを守ってほしい」と呼び掛けた。
 このほか、和歌山市6人、岩出管内2人、湯浅管内1人の感染が確認された。県内で感染が確認されたのは累計で1024人となった。