和歌山県は1月30、31日の2日間で、田辺保健所管内の2人を含む16人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。クラスター(感染者集団)となった上富田町の岩田幼稚園の園児については、感染が発表されている1人を除き、134人全員の陰性を確認したが、和歌山市在住の80代男性が31日に死亡した。
 死亡した男性は17日に濃厚接触者として検査して陽性が判明。26日に重篤となった。県内の死亡者は14人目。うち1月だけで7人が亡くなった。
 県内で新たに感染が確認されたのは、和歌山市在住が12人、田辺管内が2人、岩出と海南の管内が1人ずつ。
 田辺管内では、白浜消防署(白浜町)の30代消防署員男性の感染が分かった。岩田幼稚園職員の友人で症状は安定している。県は職場関係の14人を検査し、全員の陰性を確認した。
 田辺管内の40代自営業女性は無症状。仕事の関係で岩田幼稚園を訪問し、すでに感染が確認されている運営法人の役員80代女性と昼食を取るなどした。このクラスターは8人となった。
 幼稚園の関連では、園児や職員、家族のほか、役員女性が関係する高齢者福祉施設などを含め、計約200人の陰性を確認した。
 また、岩出保健所管内在住の50代会社員女性はクラスターに認定されている海南市の会社「山田利」の従業員。クラスターは14人となった。
■入院者が100人切る
 県内で感染が確認されたのは、累計で1063人。入院者は95人で、6日以来25日ぶりに100人を切った。22日には過去最多の149人となっていたが、減少傾向にある。重症、重篤者は合わせて12人。