14日のバレンタインデーに向けて、商業施設や菓子店で商戦が本格化している。新型コロナウイルス禍による「家飲み」需要を受け、和歌山県紀南地方の酒業界もチョコレートとビールや梅酒の組み合わせを提案し、商戦に参入している。
 クラフトビール会社「ボイジャーブルーイング」(田辺市上の山1丁目)は、ビール2本にチョコと王冠マグネットをセットにしたバレンタインギフトを販売している。
 ビールは主力商品「コパー」と「ゴールド」の2種類。濃いコパーは特にチョコと相性がいいという。同社は「甘いものが苦手な人へのプレゼントに選ばれている。ネット販売でも人気がある」と話している。1210円(税込み)。
 問い合わせはボイジャーブルーイング(0739・34・3305)へ。火曜定休。
 ナギサビール(白浜町)は、焼き菓子とパンの店「SUN」(同)と協力し、チョコカヌレ、チョコタルトとビールをセットで販売している。
 カヌレは生地にもチョコが練り込まれている。タルトはココアクッキー、ガナッシュ、ココアゼリーが3層になっている。ナギサビールは「お菓子とコラボするのは初めてだが、SUNさんの焼き菓子はスタッフ一同が大ファン。ビールとも合う」と勧める。
 カヌレ2個とビール5種類のセットが3860円(税込み)。バレンタインデー(13〜14日)着指定で発送する場合は7日までの予約が必要。工場で受け取る場合は9日午後6時までに予約する。
 問い合わせはナギサビール(050・3820・8958)へ。水曜定休。
 梅干し・梅酒製造販売「中田食品」(田辺市下三栖)は、チョコとの相性を考えて開発した梅酒「LUKA UME(ルカ ウメ)」を販売している。「古城(ごじろ)梅」を信楽焼のかめで漬け込み熟成させた。甘さを控えめにしているという。700ミリリットルで6600円(税込み)。
 酒販店「ダイナミックOne」(田辺市下万呂)では、ハートマークや「ハッピーバレンタイン」の文字をデザインしたバレンタイン用ラベルのワインや日本酒が並ぶ。オリジナルのラベルは、ネットでデザイン、酒の種類、瓶の色を選び注文できる。
 同店は「お酒単独でプレゼントする人が多い。チョコに合わせるなら、甘めのワインがお薦め」と話している。