和歌山県は10日、県内で田辺保健所管内在住者を含む5人が、新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。また、入院治療していた和歌山市の80代女性の死亡が9日に確認された。
 死亡者は16人目。クラスター(感染者集団)となった和歌山市の介護付有料老人ホーム「第2あすか苑」の入所者という。
 田辺保健所管内在住の20代男子大学生は、県内を訪れていた大阪府の知人と会っていたという。知人はその後大阪府で陽性が判明したため、接触者として検査した。
 和歌山市の「済生会和歌山病院」では、20代看護師女性の感染が分かった。同病院を退院したばかりの70代男性の感染が9日に発表されたが、この男性が入院していた病棟に勤務していた。
 また、同病院では外来の40代看護師女性の感染も判明したが、感染経路は別とみられる。同病院では外来診療は継続するが、救急対応や新規入院は休止する。
 このほか、御坊保健所管内在住の40代会社員女性と、女性宅に大阪府から帰省していた20代女子専門学校生の感染も分かった。