和歌山県みなべ町東岩代の町立ひかり保育所が来年度いっぱいで休園することになった。園児数の減少が大きな理由で、運営を委託している地元の光明寺の意向を踏まえ、町が決めた。
 町教育委員会によると、1933年、光明寺住職が農繁期の託児所として開所したのが始まりで、57年にひかり幼稚園を開設。町立となってからは、同寺に委託する形で運営してきた。
 三宅瑞州園長によると、8年前は30人ほどの園児がいたが減少傾向にあり、現在15人。いま、年中児がいないため、当初は年長児が卒園する本年度で休園する意向もあったが、町内で来年4月に南部幼稚園、南部保育所、愛之園保育園の3園が統合して「みなべ愛之園こども園」が開設予定になっていることもあり、それまで待って休園することにしたという。
 三宅園長は、子どもたちが人間関係をつくる上でも、もう少し人数が多い環境の方がよいと思うといい「休園には寂しい思いがあるが、これまで保護者や地域の人に支えられてここまで続けさせていただき感謝している」と話している。
 来年4月以降の町内の施設は、みなべ愛之園こども園、上南部こども園、高城保育所、清川保育所の4園になる。