和歌山県は27日、県内で新たに55人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。60人を下回ったのは16日以来、11日ぶり。入院者は544人、588床(臨時病床18床)の使用率は92・5%で、いずれもやや減少した。帰省関係の感染が減ったためだが、県は「予断を許さない」としている。
 保健所管内別は和歌山市22人、田辺10人、湯浅7人、橋本5人、岩出4人、御坊と海南が各2人、県が3人。
 有田川町の学童保育「藤並小学校藤並学童クラブ」では27日までに児童6人と支援員1人の計7人の感染が分かり、県は80件目のクラスター(感染者集団)に認定した。同校では25日に始業式があり、陽性者も出席していたため、学童保育利用者を含め児童約170人を検査する。
 田辺管内の70代夫婦は2人とも重症。いずれも基礎疾患があり、15日に発症したが受診に至らず、26日に悪化した女性が救急搬送されて感染が分かった。