和歌山県の紀南地方の土手などで、秋の訪れを告げるツルボ(クサスギカズラ科)が薄紫色の花を咲かせている。
 日当たりの良い所に生える多年草で、20〜50センチほどの茎の先に穂状の花が、下から上へと花を咲かせる。宮中に参内するときに貴婦人が使った柄の長い傘を畳んだ形に見立て、サンダイガサという別名がついている。
 田辺市秋津川では中学校前の斜面やあぜ道に群生しており、蜜を吸おうとミツバチが集まっていた。