NPO「サイクリング王国わかやま推進協議会」(和歌山県紀の川市)はこのほど、みなべ町のJR南部駅から、すさみ町の江住駅までの78キロを自転車で走る催しを開いた。強い雨が降るあいにくの天候だったが、53人の参加者は、コース途中の休憩地点で、各地の銘菓やジュースを味わいながら走った。
 「ナショナル・サイクル・ルート」の太平洋岸自転車道(和歌山市―千葉県銚子市、総延長1487キロ)のうち、県内の323キロを走破する全4回イベントの3回目。
 休憩地点は、田辺市の扇ケ浜▽白浜町のホテルシーモア(昼食)▽白浜町の志原海岸▽すさみ町の観光案内所「フロント110」に設定。参加者は、田辺市の銘菓「田辺っ子」や上富田町のヤマモモのジュースなどを味わった。
 上富田町出身で県職員の井澗芙由子さん(35)=岩出市=は、電動アシスト付き自転車(Eバイク)で走った。地元を自転車で走るのは初めてだったといい「私のような初心者でも楽しめた。雨だったので、今度は天気の良い日に改めて走ってみたい」と話していた。
 イベントの最終回は10月9日の予定。江住駅から新宮市の新宮駅までがコースになる。NPOによると、これまでの1〜3回は好評で、いずれも参加申し込みが受け付けから数日で定員に達した。