和歌山県田辺市下屋敷町の喫茶店「音楽珈琲館 男爵」(中口仁さん経営)で、今年の田辺祭を振り返る写真展が開かれている。9月7日まで。
 今年は令和がスタートした年で、闘雞神社の創建1600年にも当たり節目を迎えたことから、中口さんが親しい写真愛好者に「田辺祭を振り返る、記録としての写真展が開ければ」と協力を依頼。これに愛好者ら9人が応え、各自が独自の視点で撮影した。2Lサイズ(縦17・8センチ、横12・7センチ)30枚、A4サイズ(縦29・7センチ、横21・0センチ)35枚を展示している。
 笠鉾(かさほこ)や住矢と呼ばれる衣笠(きぬがさ)を組み立てているところ、若者が住矢を持って走る場面、祭りに参加している人たちの表情、今年初めて実施された花火、笠鉾がそろったところなどが切り取られている。
 協力者の一人、玉田仁志さん(73)=田辺市中万呂=は「作品というより記録として撮影した写真なので、気軽に見て、祭りを回顧していただければ」。中口さんは「写真展を通じて祭りがもっと広まればうれしい」と話している。
 同店では作品を見るだけの来店も歓迎している。
 営業時間は水〜土曜の午前10時〜午後5時。問い合わせは同店(090・7303・6045)へ。