和歌山県白浜町の臨海沖で3日午後7時半ごろ、1頭のイルカが出現し、夜間潜水を楽しんでいたダイバーを驚かせた。バンドウイルカの仲間とみられる。
 町内でダイビングショップを営む関藤博史さん(55)によると、体長は約2メートルで、岸から約100メートル、水深約5メートルの海底にいた。カメラを近づけても逃げず、悠々と泳いでいた。
 ダイビング6回目で野生のイルカを初めて見た専門学生山口翔さん(21)=兵庫県=は「足がイルカに当たって驚いた。夜なので少し怖かった」と話した。
 太地町のくじらの博物館の稲森大樹館長(37)は「太地町や串本町でも単独行動をしているイルカが目撃されており、同一個体の可能性もある」と話している。