11月11〜13日に和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館で開催される「第16回田辺・弁慶映画祭」(実行委員会主催)の上映プログラムが決まった。全作品を会場で上映するのは3年ぶり。招待作品として、今年のカンヌ国際映画祭で新人監督賞の特別表彰を受けた「PLAN 75」、人気シリーズの一つ「るろうに剣心 最終章 The Beginning」など5作品をそろえた。
 「PLAN 75」は、75歳以上が自ら生死を選択できる制度が施行された近未来の日本を舞台にした作品。カンヌ国際映画祭での快挙で注目を集めた早川千絵監督が、脚本も手掛けた。出演は倍賞千恵子、磯村勇斗ら。上映は12日午後6時半から。
 「るろうに剣心」シリーズは人気漫画を大友啓史監督が実写映画化し、大ヒットした時代劇アクション。「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は、最終章2部作の後編となる。出演は佐藤健、有村架純ら。上映は13日午後0時15分から。
 国際的に活躍する是枝裕和監督の新作「ベイビー・ブローカー」は、赤ちゃんポストを巡る物語。主演のソン・ガンホが今年のカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。上映は13日午後5時から。
 他に、第8回弁慶映画祭でグランプリを受賞した柴田啓佑監督の「お別れの歌」(13日午前9時45分〜)、昨年の東京国際映画祭で観客賞などを受賞した松居大悟監督の「ちょっと思い出しただけ」(11日午後7時〜)も上映する。
 招待作品は前売り千円、当日1300円(高校生以下500円)で鑑賞できる。前売り券は10月5日〜11月10日、紀南文館と実行委事務局(市観光振興課内)、ローソンチケットで販売する。
 コンペティション作品の鑑賞は無料。
 問い合わせは、実行委事務局(0739・26・9929)へ。
■舞台あいさつも 磯村さん、大友さん
 今年の弁慶映画祭には、若手人気俳優で「PLAN 75」にも出演している磯村勇斗さん、「るろうに剣心」シリーズを監督した大友啓史さんが特別審査員として参加する。両招待作品の上映後、それぞれ舞台あいさつを予定している。