和歌山県田辺・西牟婁の33の梅加工業者でつくる「紀州田辺梅干協同組合」は4日、紀州梅干しの発展を願い、今年収穫した南高梅を使った梅干し約17キロを、田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社に奉納した。
 組合理事長で大谷屋(田辺市今福町)代表の大谷喜則さん(66)らが出席。おはらいを受けたり、玉串をささげたりした。祭壇には、たるに入った梅干しが置かれた。この梅干しは、6月6日の「梅の日」に本宮大社であった記念式典で塩漬けした後に天日干しした梅を使っている。
 大谷さんは「紀州梅に携わる業界の発展と世の中の平穏無事を合わせて祈った」と話した。今年の作柄も昨年に続いて良いという。