和歌山ファイティングバーズ(FB)の西垣彰太投手(23)は9月28日、和歌山県田辺市の田辺スポーツパークであったナイターの兵庫ブレイバーズ戦で8回1失点、8奪三振と好投し、チーム最多の8勝目を挙げた。試合後、西垣投手は「苦しいシーズンだった」と振り返った。
 FBに加入して1年目の昨季は11勝6敗1セーブで最多勝となり、奪三振も136でリーグ1位だった。今季は8勝7敗で勝利数はリーグ3位、奪三振はリーグ1位の84だったが、昨季に比べて大きく減った。
 今季は序盤の公式戦で2度、打球が足に当たった。その後は思うように体が動かず、昨季のように三振が取れなくなった。打たせて取る投球スタイルに切り替えたが、なかなか勝ち星に恵まれず「ずっとイライラしていた」という。
 それでも投球回数は139で、昨季に続いてリーグ最多。「投げるのが好き。任された試合は投げ切るのが自分のスタイル」と、苦しみながらもシーズンを投げ抜いた。
 チームは今季、堺シュライクスに独走の2連覇を許した。「来季は堺をこてんぱんにして、和歌山を優勝させてプロ(NPB)に行く。大学を中退してから拾ってくれたチームと、川原監督に恩返しがしたい」と活躍を誓った。