和歌山県田辺市の田辺駅前商店街で12日、空き店舗を1日限定でオープンするイベント「田辺エキストラ商店街」(実行委員会主催)がある。3年ぶりの開催。東陽中学校や神島高校など18の臨時商店が、普段は閉じているシャッターを開き、活気を取り戻す。午前10時〜午後5時。
 「エキストラ商店街」は駅前ストリート(エキスト)と、臨時出店(エキストラ)を組み合わせた造語。田辺駅前商店街の3月末現在の空き店舗率は9・4%。にぎわいを取り戻し、新規出店を促そうと2017年に始め、今回が5回目。
 出店するのは弁当やスイーツなどの飲食、アクセサリーや木工品などの雑貨を販売する店で、空き店舗や商店街の軒先で「開店」する。
■東陽中、神島高も出店
 初出店の東陽中学校2年生は、地元事業者と商品開発に取り組んでいる弁当とスイーツを販売する。木材を加工した絵馬やコースターのプレゼントも計画している。
 過去の開催では「エキストラ」に客が集中する傾向があったが、既存の店舗も張り切っている。通常は夜間のみ営業の店が、イベントに合わせ早めに開店するケースもある。既存店の魅力は、神島高校3年生がPR動画を作成し、インスタグラム(kashimaya2021)など交流サイト(SNS)を通じ、発信している。神島高校は梅焼き鳥を販売する。
 当日開けていない店舗前には木製のベンチを設置し、くつろぎの空間を設ける。
 田辺エンプラスの大ひさしの下(駅前側)では、ピアノ、ギター、吹奏楽、合唱などさまざまなジャンルのライブイベントがある。高雄中吹奏楽部や東陽中合唱部も出演する。
 問い合わせは実行委事務局の南紀みらい(0739・25・8230)へ。