和歌山県田辺市の市街地と龍神村を結ぶ県道田辺龍神線の虎ケ峰付近でこのほど、同市環境美化連絡協議会龍神支部などがボランティア清掃をした。地元住民や南部高校龍神分校の生徒も参加して、道路沿いに捨てられた空き缶や家電品などを拾った。集めたごみは全部で約520キロに上った。
 この県道は生活道として利用されているが、ごみのポイ捨てが多いことからボランティア清掃を計画。連絡協議会の龍神支部と田辺支部、龍神村自治会連合会、秋津川町内会、龍神村森林組合、西牟婁振興局建設部に加えて、龍神分校の全校生徒31人の計83人が合同で清掃活動をした。
 田辺市秋津川の奥秋津川橋付近で開会式をした後、参加者は二手に分かれて、1グループは龍神村の虎ケ峰方面に向けて、もう1グループは市街地方面に向けて、それぞれ歩きながらごみを拾った。道路脇の斜面には空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻などが散乱し、中にはタイヤや車のバッテリー、テレビも捨てられていた。
 また、龍神村柳瀬の虎ケ峰公衆トイレ駐車場では、龍神村森林組合の職員が伸び過ぎた木の枝を切り、景観を整えた。
 龍神分校3年で生徒会長の酒井一翔君(18)は「県道の清掃活動をしたのは3回目だが、いつも同じくらいごみが捨てられていて、まだポイ捨てをする人が多いのだと思う。ボランティア清掃に参加することで、自分たちが住んでいる龍神村を少しでもきれいにできたら」と話した。