鳥インフルで68羽供養 白浜のアドベンチャーワールド
県や施設によると、スタッフは10日、飼育しているアヒル6羽が死んでいるのを発見。県が検査をしたところ、11日に鳥インフルエンザに感染していたことが判明した。15日にはモモイロペリカンも感染していることが分かった。
鳥インフルエンザで犠牲になった鳥類の内訳は、アヒル35羽(死んだ6羽を含む)、ガチョウ13羽、ダチョウ1羽、エミュー14羽、ペリカン5羽。
慰霊式にはスタッフ約30人が参列。黙とうの後、納骨するなどした。営業再開後、慰霊碑前に客用の献花台を設置する。
今津孝二園長は「失った命のことを決して忘れることなく、少しずつ前に進んでいきたい」、中尾建子副園長は「まだまだ大切な命を預かっている。引き続き努力して守っていかねばならない」と涙を流しながら話した。