和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で24日、鳥インフルエンザの感染や殺処分で死んだ鳥類68羽の慰霊式があった。施設内の動物慰霊碑前でスタッフが焼香した。11日から休園している施設は、安全が確認できたことから一部のエリア(ふれあい広場)を除いて25日から営業を再開する。
 県や施設によると、スタッフは10日、飼育しているアヒル6羽が死んでいるのを発見。県が検査をしたところ、11日に鳥インフルエンザに感染していたことが判明した。15日にはモモイロペリカンも感染していることが分かった。
 鳥インフルエンザで犠牲になった鳥類の内訳は、アヒル35羽(死んだ6羽を含む)、ガチョウ13羽、ダチョウ1羽、エミュー14羽、ペリカン5羽。
 慰霊式にはスタッフ約30人が参列。黙とうの後、納骨するなどした。営業再開後、慰霊碑前に客用の献花台を設置する。
 今津孝二園長は「失った命のことを決して忘れることなく、少しずつ前に進んでいきたい」、中尾建子副園長は「まだまだ大切な命を預かっている。引き続き努力して守っていかねばならない」と涙を流しながら話した。