和歌山県紀南地方で「木熟ミカン」の収穫が始まった。来年2月まで続く。JA紀南は前年比117%の1550トンの販売を計画している。
 名の通り、出荷直前まで実を木にならしたまま熟度を高める早生温州ミカン。開花からおおむね200日以上、木で生育させる。
 JA紀南は、糖度の高いものから「木熟201」「極天」「天」と、通常の木熟ミカンとランク分けしている。11月30日から荷受けを始め、12月1日から市場向けの販売を始めた。主に関東や京阪神へ出荷している。
 田辺市上芳養の細野誠さん(67)は、1日から収穫を始めた。「今年は夏に雨が少なかった影響で、実はやや小ぶりだが、全体的には糖度は高く仕上がっている」と話していた。
 JA紀南によると、木熟ミカンの生産者は田辺市や上富田町を中心に約500戸という。