和歌山県古座川町佐田、七川ダム湖畔で地域交流拠点「夏目商店&カフェ」を営む「七川ふるさとづくり協議会」(下山隆正会長)は「佐田のよもぎ餅」の販売を始めた。協議会では、地域でおいしいと評判だった下村静夫さん(87)=古座川町佐田=の手作りよもぎ餅を復活させて昨年の桜のシーズンに販売。好評だったことから、今年も31日までの土日曜に限定販売する予定。

 協議会は同町七川地域の活性化に取り組んでいる団体。約3千本のソメイヨシノが植栽されている七川ダム湖畔は日本さくらの会の「さくら名所100選の地」に選ばれており、協議会では毎年、花見シーズンに合わせて地域の魅力を発信している。
 協議会では昨年、長年パンや菓子の職人をしていた下村さんに協力を呼びかけ、以前に下村さんが製造・販売して人気だったよもぎ餅を復活させた。「久しぶりに食べたがおいしい」などと好評だったことから、今年も花見シーズンに合わせて、1日100パック(1パック5個入り、600円)の限定販売を計画。23日は午前10時半の販売開始前から15人ほどが並んだ。
 下村さんは「皆さんが喜んで買ってくれており、ありがたい。頑張って作りたい」と笑顔。下山会長(64)も「今のところ湖畔のソメイヨシノはつぼみの状態だが、30、31日ごろには見頃になるのではないか。多くの方に花見を楽しんでいただけるよう頑張りたい」と意気込んでいる。
 協議会では31日までの土日曜、よもぎ餅のほか、地域の女性が作った「西川の鍋餅」や手作りこんにゃく、おでんなども夏目商店&カフェで販売。花見が楽しめる2階の貸し出しも行っている。
 問い合わせは、七川ふるさとづくり協議会(0735・70・0686)へ。
■「桜フェア」も
 七川ダム湖畔の桜の開花に合わせ、佐田にある「桜の広場」では23日〜4月7日、出店を楽しみながら桜の花をめでる「桜フェア」(主催・桜まつり実行委員会)が計画されている。桜並木沿いに設置したちょうちんも点灯(午後6時〜9時)して花見を盛り上げる。
 実行委事務局の町地域振興課によると、以前は1日限りの「桜まつり」を開いていたが、催しと開花時期を合わせることが難しいため、長めの期間を設定し、募集した事業者に出店してもらう形の「桜フェア」として開催することにした。
 期間中は土日曜を中心に、町内外の7事業者が食べ物や革小物、農産物などを販売する予定。
 問い合わせは町地域振興課(0735・67・7901)へ。