前線を伴った低気圧が日本海を進んだ影響で8日午前、和歌山県紀南地方は荒れた天気となった。強風によって電車が遅延し、沿岸には高波が押し寄せた。始業式に子どもを車で送る保護者の姿も見られた。
 和歌山地方気象台によると、低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定になったという。
 風も強まり、潮岬(串本町)では最大瞬間風速24・4メートルを観測した。龍神(田辺市)では17・8メートルとなり、1月の観測史上最大を記録。南紀白浜は18・5メートルだった。県内で最も強かったのは友ケ島(和歌山市)の31・7メートルで1月の観測史上最大となった。
 南寄りの風の影響で気温が上昇した。午前11時までの最高気温は、新宮21・1度▽潮岬19・1度▽南紀白浜18・9度▽栗栖川(田辺市)18・1度▽西川(古座川町)17・5度―だった。
 9日の県南部はおおむね晴れる見込み。気温は例年より高めで推移するとみられている。