和歌山県串本町潮岬に広がる「望楼の芝」で1日、恒例の「本州最南端の火祭り」(南紀串本観光協会主催)があった。天候の影響で1週間延期したが、訪れた約2千人(主催者発表)が、炎が幻想的に燃え広がる様子に見入った。
 古い芝を焼いて害虫を駆除し、新芽が育ちやすくなるようにと続けていた芝焼きを、1997年からイベント化して開いている。
 午後5時45分ごろ、串本古座高校弓道部の部員たちが小高い丘から火矢を放って芝焼きが始まり、花火も上げて催しを盛り上げた。
 望楼の芝が見渡せる潮岬観光タワーの展望台からも、多くの写真愛好者が撮影していた。大阪府和泉市から訪れていた小柳良平さん(41)は「今回で2回目の挑戦。家に帰って写真を確認するのが楽しみ」と笑顔をみせた。