和歌山県上富田町朝来の熊野高校(入澤和彦校長)の校内の木にアオバズク(フクロウ科)が毎年飛来している。今年も5月中旬ごろから姿を見せ、教職員が確認した。
 赴任して5年目の入澤校長(59)によると、毎年この時季になると校内の木の枝に止まっているアオバズクを見るという。
 アオバズクは、体育館前に植えているカエデやカシの木にいることが多い。
 海南市の県立自然博物館によると、アオバズクは、初夏にフィリピンやインドネシア、マレーシアなどから日本に渡ってきて繁殖する。
 成鳥はハトほどの大きさ。主に昆虫などを食べるという。近年、すみかの大木や昆虫の減少で個体数が少なく、県のレッドデータブックでは絶滅危惧2類に分類されている。
 入澤校長は「以前はつがいやひなのアオバズクを見た。熊野高校に毎年来て生徒たちの癒やしになっている。子育てを無事に見守りたい」と話している。