和歌山県田辺市の扇ケ浜に芝生広場と多目的広場が完成した。すぐ隣に海と砂浜が広がるロケーションで、市は「市民の交流やイベントなどで活用してもらいたい」と話している。
 広場は約9600平方メートル。遊歩道もあり、市民がウオーキングすることや、昨年あったキャンプイベントのように地域活性化につながるような利用を想定している。
 県は高潮や砂浜の浸食対策、海岸利用の活発化を目的に、2010年度から海岸工事を進めてきた。広場もその一環で、管理は市が指定を受けている。総工費は約20億円で、芝生広場と多目的広場は約7千万円。
 新型コロナウイルスの影響で、今夏は海水浴場を開設しないが、海岸は自由に出入りできる。市観光振興課は「自然を感じる開放的な空間をどんどん活用してもらいたい」と話している。