愛知県の名古屋空港から和歌山県白浜町の南紀白浜空港に14、15日、日帰りの観光客を乗せたチャーター便が就航する。新型コロナウイルスの影響で機材繰りに余裕が生じたことで実現した。地域活性化にも取り組む白浜空港の運営会社の南紀白浜エアポートは「新しい旅の形になる」と歓迎している。
 静岡市の航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA)が運航する。FDAは例年、全国の地方空港を結ぶ形で千便超のチャーター便を運航しているが、日帰りツアーは初めてという。旅先で楽しめる時間を確保でき、かつ陸路だと日帰りしにくい場所として白浜を選んだ。FDAは名古屋を拠点にしている。
 今回、旅行会社が主催する白浜への日帰りツアーには計約200人が乗る予定。当初は14日だけだったが、すぐに売り切れたため、急きょ15日を追加したが、同日分も売り切れたという。
 FDAでは「想定を上回る売れ行きで驚いている。頻繁にはできないかもしれないが、日帰り旅行(にチャーター便を使う)という新たなチャンスに巡り合えたのは良かった」と話している。
 エアポート社の岡田信一郎社長は「行き先として白浜を選んでくれたことは非常にうれしい。今後は白浜発の形も含めて『白浜―名古屋』のつながりを広げていけるといい」と話している。