和歌山県田辺市の地域おこし協力隊で、11月30日に3年間の任期を終えた並木真弓さん(42)=同市中辺路町=と鶴岡絵美さん(48)=同市龍神村=が同日、市役所を訪れ、真砂充敏市長にこれまでの活動を報告した。ともに、これからも地域で暮らしながら、取り組みを続けていくという。

 並木さんは千葉県習志野市から移り住み、中辺路町の「中辺路の里で田舎暮らし!元気人応援隊」に配属。滝尻茶屋を営み、完全菜食主義者にも対応したハンバーガーを開発、販売してきた。
 鶴岡さんは横浜市から移り住み、龍神村の「NPOええとこねっと龍神村」に配属。休耕田で栽培したソバを使ったメニューを提供する店「そばと農園和わく」の運営に携わってきた。
 3年間を振り返り、並木さんは「熊野古道が好きで移住してきた。これからも店を続けていきたい」、鶴岡さんは「地域の子どもたちと、店ののれんを作ったことが一番の思い出。貴重な体験をさせていただいた」と語った。
 真砂市長は「コロナ禍で、今年は特に大変だったと思う」とそれぞれの活動をねぎらった上で「引き続き地域で頑張ってもらえるのはありがたい。これからも、行政にできることは応援していきたい」と励ました。