和歌山県は24日、新型コロナウイルスの感染者や医療従事者らへの誹謗(ひぼう)中傷を禁止する条例を施行した。インターネット上の書き込みや、発言、落書きなど、すべての方法が対象。新型コロナの誹謗中傷禁止に特化した条例は都道府県では初めてという。
 条例では、誹謗中傷した人に対し、しないよう求める▽ネットに書き込んでいる場合は、削除を促し、従わないときは勧告に切り替える▽ネット上の書き込みを監視し、誹謗中傷があればプロバイダー(特定電気通信役務提供者)に削除を要請する▽誹謗中傷をなくす教育や啓発をする―などと定め、市町村などと連携して取り組む。
 県によると、感染者や濃厚接触者、家族、医療従事者らへの誹謗中傷やプライバシー侵害の被害があるといい、11月末までに県に51件の相談があったという。
 県は「コロナ差別相談ダイヤル」(電話073・441・2563、ファクス073・433・4540)を設けている。受付時間は土、日曜と祝日を除く平日の午前9時〜午後5時45分。年末年始の29日〜1月3日は休む。