92年6月15日生まれの福田真未は、11年にプロテストに合格し、ツアー通算2勝を挙げている。92年生まれの女子プロは通称“最強アズマ軍団”と呼ばれ、団長の東浩子をはじめ、成田美寿々、青木瀬令奈、葭葉ルミ、香妻琴乃、さらにイ・ミニョンやペ・ヒギョン(ともに韓国)と、優勝経験やシード権を持つ実力者がズラリ。月に一度、食事会を開くなど仲が良いことでも知られている。福田自身は“ど”が付く天然キャラで人を驚かせることもしばしばだが、周りを笑顔にする愛されキャラでもある。そんな福田のクラブセッティングを見てみよう。


18年からヤマハゴルフとクラブ契約をしている福田真未。新しいモデルが出てもすぐに替えるタイプではなく、18年の「北海道 meiji カップ」優勝時からバッグの中身はあまり替わっていない。そのあたりをヤマハゴルフのツアー担当の松下賢也氏に聞いてみた。

「福田プロは天然キャラと言われていますが、クラブに関してはしっかりと自分を持っています。クラブ選びに一切妥協はないですよ」と教えてくれた。その福田のこだわりが最も表れているのはアイアンだという。「今使っているアイアンは『RMX 118』で、最新のモデルではありません。『ヘッドの大きさや顔はオーソドックスで、打感はやわらかく』と自分の感覚をしっかりと持っていて、『RMX 118』はその条件にぴったりと一致しました」(松下氏)。

そしてドライバーでもアイアンでも、構えたときにフェースがかぶって見える“フックフェース”を嫌っている。「福田プロのドライバーを作るときに気を付けていることは、フェースの向きです。フックフェースに見えるものはNG。どちらかというと開き気味に見えるほうが好みですね。モデルにもよりますが、開くだけでなく、トゥ側を少し細工することもあります」と松下氏。どんな細工化をするのか、詳しくは教えてくれなかったが、フェースのトゥ側を曲線的にして、視覚的にフックフェースに見えないように工夫をしているのだろう。

バッグの中で今年唯一替わったのはドライバーのシャフトだ。その経緯とは? 「ドライバーが今一つしっくり来ていなかったようで、スタンレーレディスの週に福田プロから、昔使って良かった印象のある『Tour AD DI』を試してみたいと相談を受けました。良いイメージは大切ですので、良くなるきっかけになるならと用意をして打ってもらいました」(松下氏)。『Tour AD DI』といえば、松山英樹が長年使用しているモデル。福田は「スタンレーレディス」では予選落ちしたが、良いイメージが戻ってきつつあるという。

今年のオフには、日本を代表するアベレージヒッター、内川聖一選手と一緒にトレーニングをしたことで、体のことをしっかりと考えるようになった福田。そのおかげで元々切れ味の良かったショットにさらに磨きがかかり、パーオン率も74.6%で4位と結果が出てきている。パッティングが復調すれば、ツアー3勝目が見えてきそうだ。

【福田真未のクラブセッティングと番手別飛距離】
1W:RMX 120 10.5度 Tour AD DI-5(S) 240y
3W:GBB EPIC 15度 Speeder 569 Evo3(SR) 210y〜220y
5W:EPIC FLASH 18度 Speeder 569 Evo3(SR) 200y
3U:KURO(2017) 21度 Speeder 569 Evo3(S) 190y
4U:KURO(2017) 24度 Speeder 569 Evo3(S) 180y
5I:RMX 118 N.S.PRO 950GH(S) 170y
6I:RMX 118 N.S.PRO 950GH(S) 160y
7I:RMX 118 N.S.PRO 950GH(S) 150y
8I:RMX 118 N.S.PRO 950GH(S) 140y
9I:RMX 118 N.S.PRO 950GH(S) 125y
PW:RMX 118 N.S.PRO 950GH(S) 115y
52度:VOKEY FORGED(52-10F) DG 105(S) 95y
58度:VOKEY FORGED(58-10M) DG 105(S) 75y
PT:TANK CRUISER V-LINE

<ゴルフ情報ALBA.Net>