現地時間の7日(木)から米国ハワイ州で開幕する「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で2021年のプロゴルフツアーがはじまる。米ツアーはすでに新シーズンに入っているが、国内の男女ツアーも2020年と21年が統合され、年をまたぐ長丁場のシーズンとなっている。


ここでおさらいをしてみると、20年に行われた国内男子ツアーは6試合。国内女子ツアーは14試合だった。試合数は少なかったものの、20年は話題の多い年となった。両ツアーともにルーキーが大躍進。若手台頭により、例年以上に世代交代を感じる年となった。

男子ツアーでは10月にプロ転向した金谷拓実がプロ3戦目となった「ダンロップフェニックス」で優勝。常に上位争いに絡む金谷は現在の賞金ランキングが3位。そして、総合力を示すメルセデス・ベンツトータルポイントランキングで2位。21年も国内ツアーをメインに参戦すれば、確実に賞金王争いの中心になりそうだ。

ダンロップフェニックスでその金谷に4ホールのプレーオフの末に惜敗した石坂友宏や、「三井住友VISA太平洋マスターズ」でツアー初優勝を果たした香妻陣一朗。国内男子開幕戦となった「フジサンケイクラシック」を制した星野陸也、2度目の「日本オープン」覇者となった稲森佑貴といった20代が存在感を示している。

女子ツアーもルーキーが大活躍。19年10月の「富士通レディース」でアマチュア優勝を果たしプロ転向した古江彩佳がフル参戦1年目の14試合で3勝。終盤の「伊藤園レディス」から2週連続優勝を果たすなど、賞金ランキング2位、同じく総合力を示すメルセデス・ランキングで1位と、圧倒的な存在感を見せる。

その古江を抑えて賞金ランキング1位に立っているのが同じくルーキーの笹生優花。メルセデス・ランキングでも2位。国内ツアーでは8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」から2連勝。パワフルなゴルフで世界進出を目指す19歳の進化からも目が離せない。

古江と笹生は主要スタッツを見ても上位を独占。賞金ランキング、メルセデス・ランキングに加え、平均ストロークでも古江が1位、笹生が2位。トップ10回数でも笹生が1位、古江が2位と、二人の激しいトップ争いが今年も続くと見てよさそうだ。

古江、安田祐香を擁する2000年度生まれのプラチナ世代に加え、渋野日向子、原英莉花ら1998年度生まれの黄金世代に、笹生、西郷真央らの新世紀世代。20年は調子が上がらなかった19年賞金女王の鈴木愛らを追うニューヒロインたちの、さらなるステップアップが期待される。

【国内男子ツアー 賞金ランキング】
1位:稲森佑貴 4111万2558円
2位:チャン・キム 3696万0000円
3位:金谷拓実 3639万5000円
4位:星野陸也 3496万8107円
5位:香妻陣一朗 2766万3650円
6位:谷原秀人 2681万6100円
7位:石川遼 2382万2299円
8位:大槻智春 2360万9857円
9位:木下稜介 2240万0270円
10位:堀川未来夢 2015万9987円

【国内女子ツアー 賞金ランキング】
1位:笹生優花 9389万1170円
2位:古江彩佳:9050万2992円
3位:原英莉花 7072万2208円
4位:小祝さくら 6288万6208円
5位:渡邉彩香 6025万9965円
6位:永峰咲希 4987万1162円
7位:西村優菜 4796万4000円
8位:申ジエ 4755万3250円
9位:鈴木愛 3677万7182円
10位:ペ・ソンウ 3236万9350円

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