<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 初日◇26日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇ 6568ヤード・パー72>

この大会を終え米国ツアー転戦に入る渋野日向子。来週の海外メジャー「ANAインスピレーション」(4月1〜4日)出場後のスケジュールも、徐々に明らかとなった。3アンダーで終えた「アクサレディス」初日のラウンド後、渋野は「今は6月末まで(日本に)帰らない想定」ということを明言した。


その話によると、まずANAインスピレーションの2週後にハワイで行われる「ロッテ選手権」(4月14〜17日)に出場。そこからシンガポールの「HSBC女子世界選手権」(4月29日〜5月2日)、「ホンダLPGAタイランド」(5月6〜9日)とアジア2連戦を戦っていく予定。

さらに「全米女子オープン」(6月3〜6日、カリフォルニア州)まで期間が空くが、そのあいだも「帰らず練習する」と現地に滞在。“6月末”という言葉から、「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」(6月24〜27日)までを見据えていることがうかがえる。そしてこの決断の理由には、昨年12月に米女子ツアーが発表した制度が大きく関わっている。

今季からツアーは翌年の出場権を得るために、従来の賞金ランキングではなく、CMEポイントを導入することが決まっている。米国男子ツアーのフェデックカップスポイントと同様の考え方だ。そしてその規定のなかには、ツアーメンバー外でも出場した大会のポイントの合計で40位以内に入れば、“ノンメンバー40"というカテゴリーで2022年の出場権を得ることができると記載されている。

渋野は「ノンメンバーでもポイントのランク上位でツアー出場ができる新しいシステムができたと聞きました」と、まさにこのカテゴリーでの来季出場権を目指す。そのため可能な限り米国での試合に出ることを決めた。これによりQスクール(予選会)を受験しなくても、ツアーメンバーになる道が用意されたというわけだ。

現時点では「アスリートトラック次第では帰ってきて、日本ツアーに出るのもすごくいいと思うし、その可能性はある」と、隔離期間の緩和などを条件に、一時帰国する考えも否定はしない。だがまずは長期転戦で可能な限りポイントを稼いで、来季出場権につなげる―。これを第1ターゲットに海を渡る。(文・間宮輝憲)

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