<ANAインスピレーション 事前情報◇31日◇ミッション・ヒルズCC(米カリフォルニア州)◇6865ヤード・パー72>

いよいよ現地時間の4月1日より今季の海外女子メジャー第一戦、「ANAインスピレーション」が開幕する。河本結は先週の宮崎での悔しい2位から一夜明けた29日に成田空港から渡米。30日には畑岡奈紗と一緒にアウトの9ホールをプレーし、開幕前日の31日には、インの9ホールを回り、コースをチェックした。


米国女子ツアーを主戦場とする河本だが、今年のツアー出場はこの試合が初めて。21年初戦には国内女子ツアーを選び、4試合を戦っていた。「日本で何試合かやって自分の感覚をつかめた。久しぶりのアメリカでワクワク、ドキドキで楽しみ。その楽しみを良いゴルフにつなげていけたらいいなと思います」と暖かいアメリカで気持ちも高まっている。

昨年、この大会は新型コロナ感染拡大の影響で、9月に延期。初出場だった河本は4日間戦い抜き、トータル7オーバーで69位タイだった。今年の出場にあたり、元世界ランキング1位で、このミッション・ヒルズCC内に家を持つレジェンドにアドバイスを受けていた。

「先週のアクサレディスの最終日に申ジエさんと一緒にプレーして、中断したときに『来週出るの?』という話になったんです。そうしたら『家があってよく知っている』と聞いて『ヤバっ』と(笑)。たぶん何億円とかする家ですよね」

そのときジエは“正確性”をコース攻略のポイントに挙げたという。「とにかくティショットとセカンドショット、正確性がキーになるからと。パー5で欲を出して『ちょっとでも前に』と思うのではなく、レイアップもヤーデージを正確に打っていくことがキーになると教えてもらいました」。

さらにいま、河本の側には力強い味方がいる。コーチの目澤秀憲氏と3カ月ぶりに直接会い、会場で指導を受けることができたのだ。目澤氏は今年から松山英樹とコーチ契約を結び、アメリカに滞在していた。

「今週の正確性という意味では、コーチが来てくれたことはすごく大きい。アドレス、テークバックが全然違っていて、それだけでもだいぶ変わった」。これまでは目澤氏にスイングの動画を送ったりしてアドバイスを受けていたが、「遠隔はすごく難しい」と感じていた。直接指導を受けられたことで、引っかかっていた不安が解消されている。

米ツアー参戦2年目を迎え、メジャーで自信をつかみたいところ。「自信は自分の思い込みではできないし、つけようと思ってつくものでもない。成績と練習。今週は最低限予選を突破して、良いイメージでアメリカの初戦としたい」。長いシーズンを見据えながら、メジャーに挑む。

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