<中国新聞ちゅーピーレディースカップ 最終日◇25日◇芸南カントリークラブ(広島県)◇6530ヤード・パー72>

2日目にトップに立った竹山佳林との2打差を逆転。さらにトータル11アンダーまで伸ばし、2位に5打差の圧勝で石川怜奈がステップ・アップ・ツアー2勝目を手にした。


「きょうは、ウェッジの日でした」と、バックナインのバーディは、すべてショートゲームを絡めて奪ったもの。さらに終盤には「入っちゃったんですよ。マジで奇跡でした」と話すビッグプレーも生まれた。それが17番パー4。

ドライバーで放ったティショットは大きく右に出て、暫定球も打ったほど。OBを覚悟したが、なんとか右ラフで踏みとどまっていた。そこから2打目を、5番アイアンでグリーン左手前まで運ぶと、残り38ヤードのアプローチで58度を握った。するとこれがグリーン面で転がり、そのままカップイン。一時は「ダブルボギーで抑えよう」と覚悟したホールで、バーディが来る“奇跡”も勝利を後押しした。

高校は渋野日向子と同じ岡山県の作陽高だが、出身地は広島県福山市。地元で、昨年の「山陽新聞レディースカップ」に続く2つ目の優勝カップをつかみ取った。さらにこの優勝でステップ賞金ランク3位(1097万750円)に浮上。1218万3047円で2位の小野祐夢に、約121万円のところまで迫った。来季のレギュラーツアー前半戦出場権が与えられる賞金ランク2位以内は、はっきりと見えている。

しかし本人は「2位はあまり好きじゃない。可能性は低いかもしれないけど、1位を目指していきたい。必ずあと1勝はします」と、照準は1791万6916円を稼ぎ、ダントツの1位に立つリ・ハナ(韓国)に設定する。今季も残り3試合。さらなる大逆転劇を演じることができるか?

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