<スタンレーレディス 初日◇8日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6592ヤード・パー71>

ヒヤリと肝を冷やしたプレーが、その後のバーディを呼び込んだ? 渋野日向子が、14番からの3連続バーディなどもあり、「途中、流れが悪くなった」というラウンドを1アンダーにまとめた。首位と5打差の28位タイから、追撃態勢を整える。


吉田優利、古江彩佳というプラチナ世代の2人とともにスタートした渋野は、2番で5メートルを沈めバーディが先行。さらに2オンに成功した8番パー5でも楽々バーディを奪って流れを作った。しかし、そのいいムードが崩れたのが直後の9番。前半終了間際に3パットのボギーを叩いてしまった。

およそ30分ほどのインターバルを挟んでも、一気に好転とはいかない。12番パー4でも、バンカーからの3打目を寄せきれずにボギーを重ねてしまう。そんななか迎えたのが、13番パー4だった。

ここでティショットを右のラフに外すと、続く2打目が大きく右に出るシャンクに。すぐさま「これOBですか?」と確認するほど、不安が残るミスになってしまった。しかしボールは傾斜下のくぼ地に留まり、OBは回避。スコアこそ1つ落としたが、「一瞬ドキッとしたけど、シャンクで済んでよかった。ボギーで終われたので、まだ残りホールがあると切り替えられました」と“軽傷”で乗り切れたことに一安心した。

すると、その「切り替えられた」という言葉がプレーに現れる。14番パー4で2打目を3.5メートルにつけバーディを奪うと、15番でも5メートル弱のパットを沈めて、直前の2つのボギーをまず帳消しにした。さらに16番パー3では7メートルはあろうかというフックラインを読み切り、3連続バーディ。怒とうの“バウンスバック”で、2アンダーまで戻した。

結果的に17番をボギーとし、1アンダーフィニッシュとなったが、「パッティングが入ってくれてアンダーまで戻せてよかった」と、あすに向け気分は悪くない。「首位とは5打差あるけど、切り替えてあしたも一打一打悔いの残らないゴルフにしたい」。まさにピンチの後にチャンスあり、という一日を、2日目のチャージの足掛かりにしたい。

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