<NOBUTA GROUP マスターズGC レディース 初日◇21日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇6571ヤード・パー72>

直近5週連続でトップ10入り。そのうち1勝と好調を維持して臨んだビッグトーナメントだったが、渋野日向子にとって苦しい初日に。奪ったバーディは1つのみで、5ボギー・1ダブルボギー。今季ワーストの「78」で6オーバー・99位タイという結果に「うん、悔しいです。めっちゃ悔しいし、何やってたのかなっていう一日でした」と肩を落とした。


10番からスタート。しかし「全体的に本当に良くなかった。一番はパッティングで足を引っ張ってしまいました。ここ何試合かはパッティングに助けられていたところがあったんですけど」と流れはつかめない。13番で3メートルのバーディパットが外れると、続く14番では1メートルのパーパットがカップに蹴られた。16番ではベタピンショットからバーディを奪い、ギャラリーからの拍手喝采を浴びたが、後半に入るとそういう場面を目にすることは無くなった。

「(パットが)入らなくなった途端にショットも、流れもすごく悪くなる」ということを痛感する。それを加速させたのが3番パー4だ。左奥カラーからパターを握り打った6メートルの3打目だったが、これがカップを抜けるとギャラリーの『止まれ!』という声もむなしく、下り傾斜で流された。その距離は11メートルとパーセーブも困難になると、そこから3パットを要し痛恨のダブルボギーを叩いてしまった。

ここから2打目以降のショットの距離感が縦、横ともに乱れ、パーオンもままならない状態に。乗っても距離を残しパーでしのぐのが精いっぱい。バンカーに飛び込んだ6番パー4の2打目では、左にひっかけると思わず「アーッ!」という渋野の声がコースに響いた。フラストレーションは解消されないまま、ラウンドが終わった。

「全部どうにかしないとという内容。とりあえず全てを何とかしたいなと思います」と、修正ポイントは山積み。ピンが傾斜などシビアな位置に切られているホールも多かったため、さらにいいラインにつかないショット、そして決めきれないパットに対する課題が浮き彫りになった。ただ一方でフェアウェイキープ率は14ホール中12ホールの86%と、ドライバーが安定していたのは唯一の救いでもある。

渋野にとって「78」は、2019年「KKT杯バンテリンレディス」初日の「81」に続くワースト2位タイのスコア。しかし、そのバンテリンでは2日目に「66」を出し、ツアー史上2人目となる最下位からの予選通過を果たした。あすは50位タイまでに設定されたカットライン突破を目指すことになるが、ここからの大カムバック劇に期待したい。

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