<大王製紙エリールレディスオープン 2日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

初日を2アンダーとし、ビッグスコアを目指した渋野日向子が5バーディ・2ボギーの「68」で回り、トータル5アンダーの17位タイに浮上。首位とは7打差あるものの、上々の位置で決勝ラウンドに進んだ。


前半は2度の連続バーディを記録。最初のバーディは短い320ヤードのパー4。ティショットを7番ウッドでコントロールしフェアウェイを捉えると、2打目をピン奥5メートルにつけ下りのバーディパットを柔らかいタッチで流し込んだ。続く5番はもともとパー5で昨年大会からパー4となった450ヤードのホール。この難関ホールはドライバーを強振し、打ち上げの残り167ヤードを6番ユーティリティで2メートルにつけ、流れをつくった。

7番の打ち下ろしのパー4では同組で飛ばし屋の勝みなみをアウトドライブ。残り98ヤードを2メートルにつけバーディ。8番パー3では、右のピンに対して右に飛んだティショットが右カラーで跳ねてピンそばにピタリ。運も味方し、これを沈めて前半を4アンダーとした。

「前半は安定したショットが打てていたので、いい流れできていた」。ここまでは渋野も及第点をつける内容だったが、ハーフターンしてからは「途中からかみ合わずに落としてしまって悔しいです」と12、13番で連続ボギー。15番で7メートルを沈めてバーディとしたが、途中で勢いを止めてしまった感は否めない。

「流れ的に、11番でバーディを獲れないのが一番いけない」と、後退の要因を振り返った。初日はこの11番パー5でティショットをラフに入れ、2打目もラフ。3オンのパーとし、2日目はティショットをフェアウェイに置くも2打目をグリーンやや手前のラフに打ち込み、寄せきれずにパー。「あそこは(2打で)届く距離なので獲りたいけど、きのうも今日も獲れていない。そこから流れが悪くなっている」と、反省点を挙げる。

パー5でのバーディ奪取は渋野が今年課題として挙げている部分だ。そのために100ヤード以内の精度を上げてきたが、グリーンのそばまで運びながらバーディを逃してしまったことで、勢いに乗ることができていない。9番、17番のパー5でもティショットをバンカーに入れ、レイアップからバーディを奪えず。この日は3つあるパー5すべてでパー。「パー5で獲れればスコアにつながる」と残り2日間の課題は明確だ。

今季のパー5の平均スコアは「4.7164」。規定ラウンド数に達していないが、ランキングにあてはめれば3位相当の数字。フェアウェイを外した4ホールのうち2ホールがパー5と、余計にこの2日目のバーディなしが渋野の悔しさを増幅させている。

「とりあえず予選通過できてよかったし、あと2日間あるので、いろいろ試せるかなと思います」。今季ここまで取り組んできたことは、一度日本最終戦の今週で終わりを迎える。2週後に控える来季の米国女子ツアー出場権をかけた予選会までに残された実戦の場はあと2日。課題をつぶす作業に加え、続けてきたことへの自信を深め、上位争いで気持ちよく終わりたい。

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