<大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

前半は3バーディに1ボギー。2つスコアを伸ばして迎えたバックナインは、渋野日向子にとって悔しさが残る内容となってしまった。バーディを獲りたい11番パー5を逃すと、12番のパー3。打ち下ろしの153ヤード。ここで表情が大きく曇るミスを犯し、ボギーを喫する。


左ピンの手前にはスロープ。手前に着弾すればグリーン手前に転がり落ちる状況で、渋野のティショットはまさにこの「やってはいけない」結果となってしまった。グリーンに届かずラフまで転がり落ちた2打目はピンまで打ち上げの20ヤード、これを5メートルショートしボギーとしてしまった。「(ピンより)奥でもいいと思って打つべきなのに、クラブ選択を間違えた」。分かっていながら、実行に移せなかった自分を責めた。

曲げていないという点では、決定的なミスは回避している。ところが「サイドのズレは減っているけど、縦距離でミスをしている。やっちゃいけんミスをしている。ほかのよかったところよりも、悔しさが残ってしまう」と、判断ミスを悔やむ。

気持ちが沈んだ12番直後、ミスを帳消しにするバーディを13番で奪うが、ここでも笑顔はなし。「自分のやるべきことをやり続ける」と言い続けてきた渋野にとって、やるべきことができないふがいなさが心を支配している。

15番でもフェアウェイのセンターから8番アイアンで左ピンの手前に落とすと、これが傾斜を下ってグリーン左手前のラフへ。アプローチも寄せきれずにボギー。12番と同様の状況を生み出したことが、余計にもどかしい。

「この3日間、情けないゴルフなので、あしたこそはいいゴルフができるように頑張りたい」と言葉を振り絞った。12月2日から8ラウンドに渡って行われる米国女子ツアー出場権をかけた予選会まで残されたラウンドはあすの18ホールのみ。いろいろ試したいと話していた“準備期間”は残り1日。何度も繰り返した悔しいという言葉を消し去るような、晴れやかなラウンドを目指す。

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