<DIOインプラントLAオープン 事前情報◇20日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

今季5戦に出場し、トップ10が3回。前戦の「ロッテ選手権」では優勝争いの末に2位。その前戦の海外女子メジャー初戦「シェブロン選手権」では4位タイと、好成績を連発している渋野日向子が、ロサンゼルス市内で開催される「DIOインプラント LAオープン」に出場する。


渋野の今季出場資格は昨年12月の「Qシリーズ」、すなわち最終予選会20位タイで得たもの。出場優先順位は149番目と、決して高いほうではない。そのため、出場人数が少なかった1月の大会は出場が見込めずに回避。3月のアジアシリーズから参戦し、前述の結果を収めている。

アジア2戦は推薦出場だったため、ツアーの規定により年間ポイントレースのポイントは加算されなかったが、同下旬の「JTBCクラシック」以降の3試合の成績により合計約500ポイントを稼ぎ15位につける。同80位までに与えられる来季のシードに大きく近づいている。

これはルーキーとして参戦している選手のなかでは、アタヤ・ティティクル(タイ)に続いて2位。まずは前評判通りの活躍を見せていると言っていいだろう。5月には出場優先順位を見直す第1回リシャッフルが行われるが、こちらも難なくクリア。ポイントレース下位であれば中盤戦の出場が厳しくなるところだったが、こちらの心配ももちろんない。

渋野の今季の部門別数字を見てみると、抜きん出ていいのがパーオン率の7位。75.73%で、グリーンを捉えるショットの安定性が、バーディを生み出していることがわかる。また、平均スコアでも16位と、高順位。JTBCクラシック最終日に「80」、シェブロン選手権3日目に「77」を叩いたことを考えれば、こちらも高水準を保っている。

60台のラウンドも8回と、全20ラウンドの4割がビッグスコアというのも、明るい材料。シード争いも昨年ベースで考えればすでに突破。「トップ10が2回は予想外。もうちょっと苦労するかと思っていたけど、去年よりも自信が出てきたし、こうやって4日間いいプレーができるとこの一にいられると確認できたのはよかった」と、上々のシーズン滑り出しには満足だ。

何はともあれ、シード権確保という命題をクリアする勢いには「気持ち的には楽です」と、あとはツアーメンバーとして初優勝を狙う。「ここからぜんぶ予選落ちしたらやべ〜から(笑)」と自虐コメントがでるほど、リラックスムード。「予選通過できるように頑張ります。初心が大事なので(笑)」と控えめな意気込みを示したが、4位、2位ときたら、次はやっぱり、優勝しかない。(文・高桑均)

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