今月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」でツアー通算16勝目を挙げた上田桃子。28日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA843号では、オフシーズンに上田を取材し、普段よく練習するメニューを聞いている。上田の答えは「左足下がりのライを作って打つことが多い」。それってどんな練習なの?


「芝の上から打つときは女子プロでもボールを上げたくなります。あおり打ちで薄い当たりが出始めたときは、マットの下にタオルなどを敷いて左足下がりのライを作って練習するようにしています」(上田)

左足下がりのライでは、しっかりダウンブローに打たないと、ボールにクリーンにコンタクトできない。改めてこの練習の意図について、上田のコーチを務める辻村明志氏に聞いてみた。

「アイアンはだけではありませんよ。フェアウェイウッドやユーティリティなど地面の上から打つクラブで一番やってはいけないのは、ボールを上げようとする動き。軸が右に傾いて振り遅れると、どんな番手でもミスになります。上田プロや他の女子プロでもこのような状態に陥ります。そんなときの練習方法として取り入れているのが、左足下がりのライを作って打つことなのです」(辻村コーチ)

練習マットの下にタオルなどを敷いて右足側を高くしたら、7番アイアンで低いライナーを打つ。体の重さをそのままボールにぶつけるイメージでフォローを低く出せば、クリーンにボールをとらえることができるようになる。

「ポイントは、傾斜に対して両肩を平行に構えたら、その軸を保ったまま上体を回すことです。右肩が下がるとボールの手前にヘッドが落ちてクリーンに打てません。また、ダウンスイングでフェースをボールに向けながらクラブを立てて下ろすイメージを持つことも大事です」(辻村コーチ)

どの番手でも、ショットの調子が悪くなったら、左足下がりライで強制ダウンブローの練習を行うことで、当たりが復活するのだ。

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