<パロス・ベルデス選手権 初日◇28日◇パロス・ベルデスGC(米カリフォルニア州)◇6258ヤード・パー71>

今季7試合に出場して予選落ちなし。抜群の安定感を見せているものの、トップ10フィニッシュはゼロともうひとこえ欲しい状態の実力者が、ようやくお目覚め。今季のドライバー平均飛距離2位と8位との組み合わせとなった古江彩佳は、5バーディ・1ボギーの「67」で回り、トップと4打差8位タイの好発進を決めた。


ツアー最小兵ながら,ショット力で存在感を見せた。ドライビングしスタンス2位のナンナ・コルザ・マジソン(デンマーク)と同8位のチャーリー・ハル(イングランド)とのラウンド。ドライバーでは二人から遅れをとるものの、ピンを狙うショットではその正確性でまったく引けを取らない。

「きょうは本当にショットもパットも良くて。最初から流れが良かった」とスタートホールから1メートルにつけバーディ。3番でも1メートルを沈めると、5番ではグリーンの傾斜をうまく使ってもう少しでイーグルというショットで3つめのバーディ。前半唯一のパー5でも3メートルを決めた。後半は「ちょっと耐えることに必死で伸ばせなかったのが悔しい」としながらもスコアを落とさず、好位置で初日を終えた。

マジソンの平均飛距離は280ヤードを超えるが、古江はここまで250.09ヤードで126位。それでもフェアウェイキープは14回中13回。その外した一回もファーストカットと、正確性と安定感を武器に攻略した。総距離が長くないコースとあって、強みを存分に生かした。もちろん、2人の飛ばしっぷりには「きょうはショットも良かったし、逆に集中できたかなと思う」と気にすることはない。

前々週は渋野日向子が優勝争いの末に2位。前週は畑岡奈紗が優勝。「あしたも集中して楽しんでできればいいなと思う。うまく耐えながらスコアを伸ばしていきたい」。今度は自分の番とばかりに、残り3日間で米ツアー初優勝という頂を目指していく。

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