<全米女子オープン 最終日◇5日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>

やはり海外メジャーで“得られるもの”は大きい? ミンジー・リー(オーストラリア)の優勝で幕を閉じた大会には、日本勢15人が出場。そのうち国内ツアーを主戦場にする選手では、上田桃子、鈴木愛、濱田茉優、小祝さくら、西村優菜、西郷真央が最高峰の舞台を踏んだ。


このなかで予選ラウンドを突破した小祝(20位タイ)、西郷(44位タイ)には、今季から国内ツアーの女王や、シード争いの基準になるメルセデス・ポイントが加算される。もともとの基準点が3日間大会と比べると、海外メジャーは4倍に設定。例えば優勝の場合、国内3日間大会が200ptなのに対し、海外メジャーは800ptになる。

この効果は大きく、小祝は20位タイで74pt(同順位均等割り)が得られる見込み。これは同じ週に行われた国内ツアー「リシャール・ミル ヨネックスレディス」の3位と4位の間に該当する。ちなみにヨネックスで、同条件の20位タイならば18.5ptの獲得だった。

『USLPGAメジャー競技のポイントをランキングに加算するタイミングは、原則、当該競技翌週に開催されるJLPGAツアー競技終了時とする』という規定が存在。そのため、実際に反映されるのは今週の「宮里藍 サントリーレディス」後となるが、7日現在でメルセデス・ランキング6位(678.18pt)につける小祝は、実質的に5位の堀琴音(744.88pt)を抜いていることにもなる。

現在、メルセデス・ランキングで断トツの1位をひた走る西郷は、全米の44位タイで15.2ptを獲得する見込み。これは国内3日間大会であれば、25位に相当するポイントだ。

このように結果によってはそれ相応の“リターン”がある海外メジャー。とはいえ、予選落ちなら0ptというのは変わらない。慣れない土地、コースでのプレーや時差などもあり、コンディション調整も普段とは異なってくる。さらにこのコロナ禍では、リスクを回避して国内に専念する、というのも戦略の一つといえる。

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