<宮里藍サントリーレディスオープン 最終日◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6527ヤード・パー72>

終盤に大混戦となった「宮里藍 サントリーレディスオープン」は、山下美夢有が4打差を逆転して今季2勝目、ツアー通算3勝目を挙げた。この勝利で優勝賞金2700万円と、8月に行われる海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)の出場権を手に入れた。


最終日は強風のなか、ボギーなしの4アンダーをマーク。「4日間で一番良かった」というショットは「軸ですね。気持ちが入ると突っ込んでしまうことが多いので、軸(を傾けないこと)を意識してプレーしました」と話す。

好調のショットにより、パーオン率は56/72ホール(77.8%)と全体2位。さらに「ノーボギーで回れたのはパターのおかげ」と、今季初優勝を挙げた5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」から引き続き投入のオデッセイ『ホワイトホットOG 2-BALL BLADE』が、グリーンオン後はしっかりと仕事をした。

今大会を終え、今季の『パー4平均スコア』が「3.9847」で全体1位に浮上した。アイアン巧者ぶりが光るが、「うれしいけれど、もう少しパー5で確実に取れるゴルフをしたいです」と向上心をのぞかせる。

前回優勝時とセッティングに変更はないが、前週はシャフトをサポートするフジクラの担当者とこんなやり取りがあったとか。

「ヨネックスレディスで、グリーンを狙うショットは『ランディングアングル(落下角度)が大切だよ』と話しました。その項目はさほど意識していなかった様子でしたが、熱心な性格ですぐにトラックマンを取り出し計測すると、女子では中々出ない良い数値。この精度の高さが、好結果につながっているのでしょう」(フジクラツアー担当)

信頼を置いているセッティングで、データ面でもさらに自信を深めていた。卓越したアイアンショットでグリーンへ止める力が強い山下。本人の狙い通り、さらにパー5の確実性が上がれば、同級生・西郷真央の背中が近づいてくる。

【山下美夢有の優勝クラブセッティング】
1W:スリクソン ZX7(9.5度/スピーダーTR弐プロト569 SR 45インチ)
3,5W:スリクソン ZX(15,18度/スピーダーエボIV 569 SR)
4,5U:スリクソン ZX(22,25度/ダイヤモンドスピーダーHB 8S)
6I〜PW:スリクソン ZX5(DG85 R300)
48度:クリーブランド RTX ZIPCORE(DG85 R300)
52,58度:クリーブランド RTX ZIPCORE(DG95 R300)
PT:オデッセイ ホワイトホットOG 2-BALL BLADE
BALL:スリクソン Z-STAR XV

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