2012年の賞金王・藤田寛之が、きょう6月16日に53歳になった。ツアー通算18勝のうち、40代になってから12勝を挙げた“中年の星”で、アプローチとパッティングの上手さはツアー随一だ。


少年時代は野球に打ち込んでいたが、父親の影響でゴルフに出会うと、専修大を経て1992年にプロ入り。97年の「サントリーオープン」で初優勝。年齢を重ねるごとに成績を上げ、2010年は年間2勝を飾り、最優秀選手賞を受賞。翌11年には、41歳にして初の「マスターズ」出場を果たした。

12年はシーズン最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」3連覇を含む、年間4勝をマークし、獲得賞金は1億7515万9972円で初の賞金王に。43歳での初戴冠はツアー史上最年長記録だった。

40代となってから二桁勝利を挙げて、賞金王にも輝いた遅咲きのレジェンド。メジャーを中心に海外の試合に出たことで、「何をしなければいけないか見えてきた」と、その飛躍の理由を語っている。

19年には史上6人目となる生涯獲得賞金15億円に到達。昨季は97年から23季連続で守ってきたシード権を失ったが、賞金王になったときと変わらぬトレーニングを続けている。

「この年ですけど、挑戦者として、シード権目指して頑張りたい」。まだまだレギュラーで戦う気持ちは強い。今季は「生涯獲得賞金25位以内」の資格でレギュラーツアーを主戦場としながら、今週は17日開幕の国内シニアツアー「スターツシニア」に出場する。

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