<全英オープン 初日◇14日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>

ガマンはできたはずだったが、上がってみたら順位は77位タイ。3バーディ・4ボギーの「73」で回った比嘉一貴は全英という舞台で、世界レベルを実感した。


2番でボギーが先行する展開ながら、3番で4.5メートルを沈めてバウンスバック。ところが4番ではラフを渡り歩きボギー。6番でバーディを奪い返すも、8番でまたボギーが来る。1オーバーで折り返すと、12番の短いパー4ではティショットをグリーンオーバーし、そこから寄せてバーディ。15番でボギーとどうにも好循環とはいかないなかで、なんとか“耐えた”実感はあった。ところが…。

「めちゃくちゃうまくいかなかったわけではなくて、ガマンもできたし、無難な感じのプレーだったかなと思う。だけど、いざ順位を見たらカットラインに及ばない順位で、そこはレベルが高いなと正直思います。いつも通りのプレー以上を求められていると感じている」

比嘉の感覚ではそこまで下ではない。それでも世界トップが集まる舞台では、耐えてばかりでは順位は上がらない。「何かが悪いというわけではない」と信じるだけではスコアを伸ばせない。「最初のスタートからバーディを獲れば18ホール、いい流れで終われると思う」と、出だしのダッシュが重要とみる。

練習日には名物17番のホテル越えで、そのホテルの一部に当ててしまうハプニングもあったが、この日はバーディチャンスをつくりだした。最終18番でも惜しいパットがカップをかすめた。バーディの匂いはある。「ボギーの数をもう少し減らしていければ」とやるべきことは初日で明らかになった。バーディラッシュの2日目へ、ここから浮上を目指す。(文・高桑均)

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