国内女子ツアーは「ニッポンハムレディスクラシック」で19試合が終了、全38試合のうち半分を折り返した。ここで一週間のお休み期間を経て、来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと入っていく。そこでスタッツを元に上半期に活躍した選手を復習しておこう!今回はパーセーブ率だ。


パーセーブ率とは、パーかそれよりいいスコアを獲得する確率。いかにボギーを打たずにパーよりいいスコアで上がっているかを表す数字になる。ボギーを叩かなければスコアは落とさないし、ゲームの流れも悪くならない。この数字が高いと好スコアが出やすく、総合力を表す数字と言ってもいい。

実際、1990年以降のデータを見ると2000年から6年連続賞金女王に君臨した不動裕理は、その間のパーセーブ率は1位。90年以降、のべ31人の賞金女王が誕生しているが、18人がこの部門のトップ。昨季は賞金ランキング1位の稲見萌寧が1位、同2位の古江彩佳が2位、同3位の小祝さくらが3位に入っている。

上期を見ると1位は今季5勝を挙げている西郷真央が90.8497%で1位。昨年の部門7位から躍進している。続いて2位は稲見(90.2072%)、3位は山下美夢有(89.6091%)、4位は堀琴音(88.6157%)、5位は西村優菜(88.5859%)と続く。今季は賞金ランキングではなくメルセデスランキング(MR)で年間女王を決めるが、1位の西郷、同2位の山下をはじめ、MRとパーセーブ率の上位陣の顔ぶれはほぼ一致する。この部門を見ればシーズンの主役がわかる。

なかでも注目なのがパーセーブ率7位の金澤志奈だ。昨季賞金ランキング24位で初シードを獲得し、初優勝が期待される26歳。今季も未勝利ながらトップ10入り5回でMR25位につけている。18年シーズンはパーセーブ率60位だったが、19年は27位、昨季は19位と年々順位を上げており、後半戦ブレークする可能性を感じる。

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