<楽天スーパーレディース 2日目◇29日◇東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>

4バーディ・1ボギーの「69」をマークし、トータル9アンダー・2位タイ。連日の好プレーを見せた安田祐香だが、35度以上の猛暑によってその体に異変が起きていた。


2日目は午前7時と早いスタートだったため、昨夜8時半には床についたが、「深夜12時くらいに寒気がして、39度くらいの熱が出たんです。鎮痛剤を飲んで熱は下がったのですが、きょうはしんどかったです」と、軽い熱中症だったのではないかと話した。

万全ではない体調が心配だが、「飛距離は落ちていなかったし、集中もできました。適当ではありませんが、きょうはシンプルにうまくプレーができたと思います」と力強くうなずいた。

コンディション不良でも上位を維持できた理由は、パットの向上にもある。「ボギーもありましたが、パッティングがよくてスコアを伸ばせました。バーディパットはすべて6〜7メートル。3メートルほどのパーパットも入ってくれたのがよかったです」と、グリーン上でのパフォーマンスが光った。

3つ年上の姉・美祐さんがパット向上に一役買っていた。「このところ3パットが多かったので、キャディをしてくれて間近で見ている姉に『何かいい方法はないかな?』と相談したら、パターマットを買ってくれました」。

美祐さんは坂田信弘が総監督を務める大手前大学ゴルフ部出身のアマチュアゴルファーで、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(8月12〜14日)には推薦出場が決まっているという。そんな姉だからこそ、ゴルフの相談も気軽にできるのだろう。

パターマットはストローク矯正用にラインが描かれているものだが、練習グリーンでも使用している。「ストロークがカット軌道になりやすくて、特にショートパットが外れたときは気持ちよく打てていませんでした。パターマットで練習をするようになって転がりがよくなり、狙ったところに打てているように思います」。1メートルくらいの真っすぐをひたすら練習しているという。

今大会は地元開催。実家からの通いだけに、十分にケアをしてあすは元気な顔を見せてくれるだろう。決勝でも姉との二人三脚で初優勝をつかみにいく。(文・河合昌浩)

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