<北海道meijiカップ 初日◇5日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6557ヤード・パー72>

稲見萌寧は、14番を終えて3オーバーだった。「パッティングがなかなか入らなかったり、風も強くてショットも荒れたり。なかなかチャンス、バーディが来なくて苦しい展開でした」とガマンが続いていたが、意地をみせた。


15番パー4でおよそ17メートルのロングパットを沈めると「ずっと流れが悪かったので、気持ち的に助かった」と、反撃の幕が上がる。16番パー4では2打目をグリーン左手前の木に当たり、続くアプローチは2メートルと微妙な距離が残ったがパーをセーブ。17番パー3では手前4.5メートルを沈めて、最終18番パー5は手前5メートルのフックラインをカップ真ん中から決めた。これでスコアもイーブンに。右手で小さくガッツポーズを作り、満面の笑顔を浮かべた。

多くの選手が風に翻弄された。風速4.3m/sと決して強風ではないが、コースを巻くように吹く風を、常に読み切るのは難しい。「とりあえず耐えること(が大切)」と、言葉通りなんとか耐えて、華麗なるカムバックにつなげた。

首位との差は4打差で、17位タイからのスタート。「なるべくフェアウェイをキープして、そしてグリーンに乗せて。そこでチャンスについたらしっかり決めたいです」。終盤の「いい流れ」をあすにつなげて、じわりじわりとその差を詰めていく。

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