<CAT Ladies2022 事前情報◇18日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>

先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でツアー初優勝を挙げた岩井千怜は、強い風が吹くことも見込まれる箱根でも攻撃的なゴルフを貫くことを誓った。特に今週はどうしても2週連続優勝を果たしたい理由がありそうなのだが…、どうして?


涙の初優勝から4日。余韻に浸る間もなく軽井沢から箱根に移り、開幕前日は悪天候のなか始まったプロアマに出場した。「風が強いというイメージしか残ってない」と苦笑いを浮かべるが、ここまでの練習で砲台グリーンやその周りのラフなど警戒ポイントもしっかりと持ち帰った。明日からはその対応に集中することになりそうだ。

記念すべき1勝目を挙げたが、実感は「あまり湧いてない」。次々と試合が訪れるプロのペースは、「(時間が)過ぎるのが早い」と思った以上に目まぐるしかったようだ。優勝直後は、祝福のメッセージだけでLINEに150件以上。さらにインスタグラムも通知がやまない。すぐに返信を繰り返したが、それだけでも普段の動きとは違う“大仕事”になった。

初優勝は、最後グリーンサイドで待っていた双子の姉・明愛や、父・雄士さんだけでなく、祖父母、母、弟などにも見守られるなか達成。その後は食事会で、労いの言葉をかけられた。姉からの言葉は「よく頑張ったし、すごかったね」という後、「私も優勝するから待っててね」という思いも添えられた。「2人で頑張ろうねって」。お互いを高め合う関係は、これからも変わることはない。

ただ、自身の優勝の後、日本のゴルフ界にビッグニュースが届くことになった。米国で17歳の高校生アマ・馬場咲希が「全米女子アマ」を制し、日本勢として37年ぶりの快挙を成し遂げた。初優勝翌日の今週月曜日の朝には、その雄姿が日本中を駆け回ることになる。これには岩井も「すごいなっていうのが一番の感想」と驚く一方で、「私の優勝が薄れちゃった(笑)」と“してやられた”様子。なんとしても主役の座に返り咲きたい、というわけだ。

軽井沢ではピンを狙い続ける、アグレッシブなゴルフで戴冠した。「今週ももちろん勝ちたい。悔いのないよう自分のゴルフでもある攻めるゴルフを貫きたい」。プロ入り後の“初勝利からの2週連続優勝”となれば西田智恵子、表純子に続くツアー史上3人目。週末のゴルフ界に届けるインパクトとしても十分だ。

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