<Danaオープン 3日目◇3日◇ハイランドメドーズGC(米オハイオ州)◇6598ヤード・パー71>

ムービングデーに上位進出を狙ったが足踏みとなった。16位タイから浮上を狙ってスタートした古江彩佳は5バーディ・2ボギーの「68」とスコアを3つ伸ばしてトータル8アンダーとしたが、首位と6打差の18位タイと順位を落とした。


スタートホールからいきなり流れを作った。1番ホールはティショットが210ヤードあたりから下り坂となっており、クリークを挟んでグリーンに向かって急激に上っていくロケーション。そのため多くの選手は下る手前のフラットな位置に刻んで2打目を打っていく。

だが、古江は「思ったよりも飛びすぎた。あそこまではいくつもりじゃなかった(笑)」と下り坂の途中のファーストカットまでボールが行ってしまう。当然左足下がりで、狙いどころは打ち上げ。ボールを上げるには難しいシチュエーションだった。

ところがここで古江が魅せた。残り127ヤードから「(傾斜で落ちてしまう)手前だけはいやだったのでオーバーするように意識していた。手ごたえは良かった」とピッチングウェッジで放ったボールはピン2メートルにピタリ。ピンチをチャンスに変えてバーディ発進を決めると、4番、9番とバーディとするなど前半は快調だった。

だが、後半は「バンカーで苦しんでしまった」とバーディとボギーが交互に来る出入りの激しい展開。パー5が続く上がり2ホールでも伸ばせずインコースはパープレー。「バーディのあとボギーというのがあんまり伸ばしきれなかった理由だと思います」と前半の勢いがパタリと止まってしまい急浮上はならなかった。

内容としては「ぼちぼち」と言えるものの、順位にはつながらず。「順位もほとんど変わってなかったので、このスコアが平均くらいだなと思う。もうちょっと上げたかった」と米ツアーの厳しさを改めて感じるとともに、もっと伸ばせたと唇をかむ。

首位とは6打差。少し開いてしまったが、古江の爆発力をもってすれば「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」以来の2勝目も不可能ではない。「あしたもアンダー目指して。もっと上位近くにいけるよう頑張りたい」。最終日も序盤から攻勢をかけ、流れを切らさず18ホールを駆け抜けたい。(文・秋田義和)

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